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モールス






(C) 2010 Hammer Let Me In Production.LLC

「モールス」という映画を観てきました。オリジナルは「ぼくのエリ 200歳の少女」という邦題のついたスウェーデンの映画です、そのハリウッドリメイク。 原題は「LET ME IN」です「私を中に入れて」ということで、物語的には家や部屋に「入っていい?」と訊く言葉です。 ぼくのエリの原題は「LET THE RIGHT ONE IN」で「正しいものを中に入れて」ということになるかと。

あらすじは、
学校でのいじめに悩む孤独な12歳の少年オーウェン(コディ・スミット=マクフィー)。ある日、隣に引っ越してきた少女アビー(クロエ・モレッツ)と知り合ったオーウェンは、自分と同じように孤独を抱えるアビーのミステリアスな魅力に惹(ひ)かれ始める。やがて町では残酷な連続猟奇殺人が起こり……。(シネマトゥデイ)

映画『モールス』公式サイト
http://morse-movie.com/

ネタばれします、ご注意ください。

観たいと思っていたのにタイミングを逸して、ぼくのエリは観れていなくて、リメイク版を先に観る結果になりました。 主人公のアビーは、あの(笑)キックアスのクロエ・モレッツさん、今回も別な意味で良い味を出してました。 いじめられっ子のオーウェンの男の子も、いかにもというキャラクターがぴったりの配役だったと思います。

タイトルの「LET ME IN」は、吸血鬼は許可を得てからでないと中に入れない、という決まりごとからきていて、ちゃんと説明はないけれど、彼女の「入っていい?」に対して「どうぞ」と言われないまま入って、凄いことになっちゃうシーンがありました。 相容れない世界で生きている人間とバンパイアが接点を持ってしまう、ということの象徴でもあるタイトルなのかも知れません。 映画では彼もそう言って彼女の部屋に入ります。

男の子の女の子に対する淡い恋心のお話ではあるのだけれど、それが人間の男の子とバンパイアとの関係だとわかったところから、話は少し変わっています。 少しと言っているのは彼の立場からはそんなに大きく変わったわけではないと思うからです。 彼女側からの彼に対する気持ちも、本当のところは実はよくわかりません。 結果的には利用することになるのだけれど、それは好意ありきという気もするし、意見が分かれるところでしょう。 それでも仲良しになったということは間違いないです。

モールス信号に和訳がつかないので、映画上だけではよくわからないのが、タイトルをモールスとまでしたのに、ちょっと残念なところです。 オリジナルの邦題もよくわからないけれど(笑)、LET ME IN のままでもよかったのではないでしょうか。 調べてみたら、最後のシーンは簡単な挨拶みたいなチューということらしいので、男の子の未来はともかく今はハッピーエンドなのでしょう。

結構、残酷だったりグロテスクなシーンもあったりするのだけれど、子供の恋と対比するのは、このくらいあっても良いと思いました。 釘だか刺さっているような棒で耳がザックリ切れちゃうシーンは痛さが伝わるし、車が転がって土手を落ちるシーンは見せ方が変わっていてよかったです。

よいポスターが多かったので珍しく複数枚アップしてみます。 雪のなんて跡が天使のシルエットだったりするし、それだけのポスターもあってなかなかです。 クロエ・モレッツさんはやっぱりよいかも。 「INNOCENCE DIES. ABBY DOESN'T.」もよいテキストですね。

「結婚もしてるし変態なんだけど人間だからいいですか?」 「はい」 (天国ななお)
by momomiyam | 2011-09-27 13:31 | 映画


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